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不妊症を考える

当院の不妊症へのアプローチ方法

現在の日本では、夫婦の5組に1組が不妊で悩んでいて、不妊はとても身近な問題になっています。

なぜ、不妊で悩んでいる夫婦がこんなに多いのでしょうか?

それは、妊娠に関する正しい情報を持っていないからだと思われます。
例えば、40歳を過ぎても健康であればいつでも妊娠できると考えたり、自然な妊娠が無理でも現代医学は進歩しているので不妊治療を受ければ40歳を過ぎても簡単に妊娠できると何となく思い込んでいる女性が多いのではないかと考えられます。

このような楽観的な思いが、晩婚化に拍車をかける大きな原因の一つとして挙げられるでしょう。

残念ながら、年齢とともに卵子も精子も徐々に衰えていき妊娠しにくくなってしまいます。

私の治療室では不妊で通院されている方の多くが婦人科での治療と併用されておられ、鍼灸のみの方は少数です。

不妊で通院されている人の多くが、首や肩のこりや足腰の冷えも訴えられますので、それらの治療も併せて行なうことになります。

そんな中で、私は以下のことを念頭に置きながら施術を行っております。(普段は使われない言葉もあり、解りにくい部分はご容赦ください)

東洋医学では、受胎により、父母両性から受け継いだ生命力を先天の原気と言います。これは、生き抜く力であり、生殖・繁殖の基となる生命力のことです。

これに対して誕生後母乳や飲食物から作られる生命力を後天の原気と言います。

私は、夫婦共に現代医学的に生殖器に異常はないのに妊娠しないのは先天の原気と後天の原気が十分にその機能を発揮できていないからと考えています。

逆に、先天の原気と後天の原気の力を十分に発揮させることが出来れば年齢がある程度高くても妊娠の可能性は、高まると思います。 そこで、脉診により適切な経穴(ツボ)に刺鍼することにより、先天の原気のはたらきが強められ妊娠し易い体質へと改善が図られます。

そこで、脉診により適切な経穴(ツボ)に刺鍼することにより、先天の原気のはたらきが強められ妊娠し易い体質へと改善が図られます。

また、後天の原気が衰えてきますと子宮や卵巣など骨盤内の血流が停滞し、冷えを起こしやすくなり不妊の原因となります。 ですから、腰や、お腹の軟弱で凹んでいたり、冷えている部に痛みを与えないようにごく浅めの鍼をしたり、温かみを感じたら取り去るような施灸を繰り返しますと、次第に後天の原気が養われ骨盤の中が温まり卵巣や子宮のはたらきが良くなるものと考えています。

当院は、わが子を抱きしめたいと望み不妊治療を続けておられる患者さんの願いをかなえるお手伝いが少しでもできればと思っております。

体の不調を考える 2024年5月20日